原因と解決！ITエンジニアの残業を考える

IT業界は、建設業界と同じゼネコン構造なので、大企業が大きな案件を受注してそれを下請けへと流していきます。下請けからさらにその下請けへと仕事が流れていくうちに報酬は目減りし現場の負担は増えます。このような受注構造がエンジニアの残業を増やしてしまう一因となっています。残業については法律で細かく定められていますが、さまざまな手口で残業代をごまかし、労働者を不当に働かせているブラック企業も存在しているのです。

「残業はやって当たり前のもの」というのが一般的な考え方だったのが、残業による害が目立つようになってきてからは、「残業が悪である」という認識も広がるようになりました。これまで残業することが当たり前だった人が残業をやめるには、残業に対する考え方を改善してコツコツと努力する必要があります。一気に状況を変えることは難しいかもしれませんが、やるべきことを丁寧にやっていけば、残業をもっと減らすことができます。

フリーランスエンジニアになると、いつどんな仕事をどれだけするかがずべて自分次第で決まるようになるので、残業続きのスケジュールに追われることはなくなります。仕事探しにはフリーランスエージェントが便利です。フリーランスが個人的に企業と交渉すると、相場より大幅に低い単価にされてしまうことも少なくありませんが、エージェントなら高単価の契約に持ち込めるよう交渉を代行してくれます。営業の必要もなくなるので、自分の時間をより多く持てるというメリットもあります。